現在、世界の産業界ではコンピュータの発達などを中心とする技術革新によって
ME(マイクロエレクトロニクス)化や情報化が日々進展し続けています。
例えば、この10年以上に渡ってコンピュータのダウンサイジング化が進み、
これは今後も続くと言われています。
 また、インターネットなどの出現によって 世界を結ぶ情報の流れが大きく進化しつつ
あることは皆さんもよくご存じのこと でしょう。
このような技術革新の時代に求められるのは、ME化や情報化などに 対応できる
高度な技能と知識を兼ね備えた「実践技術者」です。
 熊本県立技術短期大学校は、高校卒業者を対象とした2年間の専門課程により、
科学的・技術的な知識をマスターするとともに、実験・実習による物づくりを
重視した「実学融合」の教育訓練を行い、新しい時代を生きる「実践技術者」を
育成することを目的に誕生しました。


 ひとことでいえば、企業の第一線でリーダーとして活躍できる技術者ということです。企業の現場では個々の技術がすでに高度化しています。
そのため、基礎的な技術や知識だけでなく、時代に合った「実践的な知識と技能」が必要とされるのです。
本校では、この「実践力」に重点を置いて教育訓練を行います。
 実践技術者になるためには、科学や技術の知識を学問的にマスターするだけでなく、実験や実習を通した実践的な技術の習得が必要です。
それも、この2つを別々に切り離して学ぶのではなく、有機的に結びつけて学ぶのが理想的です。
これが、実学融合。県立技術短期大学校における教育の中心にある考え方です。



 ●基本理念
  本県産業(特に製造業)の高度化、高付加価値化に対応できる、
 高度な技能及び知識を兼ね備えた実践技術者を育成し、本県の経済社会の
 発展に寄与する。

 ●3つの目標
 1) 地域産業に密着した人材育成機関とする。
 2) 地域産業界に開かれた大学校とする。
 3) 地域産業の技術の連携・交流に寄与する。


1)徹底した少人数教育各科定員22名とし、密度の濃い教育を行います。また、少人数のため学生一人ひとりが実験・実習機器を実際に操作・体験できるシステムになっています。

2)充実したカリキュラム
社会人として幅広い視野と対応力を身につけるための一般教養科目のほか、基礎から最先端技術までの多様な専門科目を実施します。

3)多様な教育スタッフ
学界や産業界など幅広い分野から選抜された多様な教育スタッフ体制を整えています。

4)最先端の施設と設備
最先端の技術教育を実施する短大にふさわしい施設と最新鋭の実験・実習設備が整っています。

5)企業との連携
企業や試験研究機関などとの技術の連携や交流を通じて、高度な教育を行います。



1)ものづくりに関心・興味があり、少人数教育・実践技術教育によって自らを成長させ、2年間で企業における即戦力としての技術者になることを強く望む学生。

2)卒業後、機械系、金属系、電機系、電子・情報系の県内企業に就職を希望し、県内企業の技術力向上及び県内産業の振興に寄与する意欲ある学生。

3)技術習得意欲とともにコミュニケーションを養い、先端技術開発に関わる新しい課題などに積極的にチャレンジする学生。



  本校は5つの専門課程に分かれており、
  それぞれ専門的な実践技術者の育成を図ります。

精密機械技術科 2年間 定員:22名
機械加工技術を基本として、機械設計製図、CAD/CAM/CAE及び精密加工関連基礎技術等を身につけた機械技術者の育成を目指します。

機械制御技術科 2年間 定員:22名
機械制御技術を基本として、メカトロニクス機器や産業ロボットの制御も含めた生産ラインの設計・製作技術等を身につけた設計技術者の育成を目指します。

電子情報技術科 2年間 定員:22名
電子・電気回路の設計・製作技術を基本として、半導体デバイス・映像デバイスの製造関連技術や情報制御システムの構築技術等を身につけた電子技術者の育成を目指します。

情報通信技術科 2年間 定員:22名
通信ネットワーク、デジタル通信、ブロードバンドネットワーク、光通信関連及びセキュリティなどの技術等を身につけ、ネットワークシステム構築にも対応できるIT技術者の育成を目指します。

情報映像技術科 2年間 定員:22名
コンピュータのソフトウェアの設計を基本として、情報システム構築、データベース及び画像・映像処理技術等を中心としたソフトウェア技術者の育成を目指します。



カリキュラム構成は、一般教養科目や基礎科目は1年に集中して学び、専門科目を段階的に増やしていく方式です。

2年間のカリキュラム構成