7月14日（日曜）、世界中の子どもたちが参加する国際ロボット競技会WRO(World Robot Olympiad)の第12回熊本大会が本校で開催されます。WROはマインドストームという市販のキットを利用して自律型のロボットを製作し、プログラムにより自動制御する技術を競うコンテストで、昨年のWRO2018では熊本の中学生チームが日本代表として世界大会に出場しました。今大会も、どんな結果が出るか、目が離せない大会になると思います。

高校時代にWROの経験がある情報システム技術科2年の福井竜成君は、「自作のプログラムで、思い描いた動きをロボットがしてくれた時の感動と達成感は、他では得難いWROならではの魅力だと思います。また、仲間と連携して一つの課題に取り組むということも、将来に役立つ貴重な経験になります。ロボットは些細な数値の変化やその日のコンディションによって大きく挙動が変わります。練習でうまくいっても本番でもそうなるとは限らないところが、難しいけれど面白いと思います。」と話してくれました。

今年も、本校の学生がボランティアスタッフとして受付や司会進行、記録などを行い、大会運営に協力します。さらに、情報システム技術科の菅原主任講師と、2年生がエキシビション競技にも出場します。学生たちは勉強や就職活動の傍ら、空き時間などを利用してロボット製作とプログラミングに取り組んでいます。皆、ロボットプログラミングは初体験なので、どんなロボットを作るか試行錯誤を繰り返しています。

大会の見学は申込不要です。小中学生とロボットが繰り広げる熱戦を観戦に来ませんか？

また、大会当日の午前中に小学生向けロボット&プログラミング体験ワークショップが開催されます。本校から、橋本特別准教授によるScratchプログラミングと、菅原主任講師によるロボットプログラミングの2つの教室を出展します。こちらは、事前予約が必要です。

詳細は、WRO Japan熊本大会のWebサイト(http://wrokumamoto.starfree.jp/)をご覧ください。