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校長挨拶

印刷用ページを表示する 掲載日:2013年1月10日更新

ご挨拶-学生のために、熊本の未来のために

熊本県立技術短期大学校
第5代校長 里中 忍 略歴

里中忍氏の写真


 本校は平成9年(1997年)の設立から数えて開校18年目を迎えることになりました。生産(ものづくり)現場で活躍できる実践技術者を育成し、県内産業の技術力向上および産業経済の発展に資することを目的としています。
 最初のミッション、「実践技術者の育成」に関しては、開校当時、ものづくりの基盤分野である機械系二学科(生産技術、産業機械)及び電子情報系二学科(電子技術、情報技術)の学科構成でスタートしました。平成14年の「映像システム技術科」の増設、平成19年の学科再編を経て、平成25年度には時代の要求にマッチした実践技術者の育成を指向した学科編成へと展開してきました。現在の学科編成は、機械系二学科(精密機械、機械システム)と電子情報系二学科(電子システム、情報システム)で、新カリキュラムでの教育によりグローバル化の進む企業現場やスピード化する科学技術の進展にも対応できる人材育成を目指しています。開校時からの特徴ある教育は現在にも引き継がれ、さらに新しい取組みを取り込みながら実施しています。代表的なものに、
 ○少人数クラスによる丁寧な教育:1クラス25名を基本とする少人数クラス編成
 ○抜群の教育環境:産業界や大学などで経験を積んだ信頼できる、経験豊かな教員・スタッフと、一人一台を基本とする教育設備・機器
 ○講義+実験実習による実践的な技術者教育:精選された講義と、関連内容の実験や設計・製作、評価などの実技。バランスのとれた教育による基礎力と応用力の養成
 ○キャリア形成教育と100%の就職率:専門家によるキャリア形成教育、社会の第一線で活躍している技術者の特別講演、きめ細かい就職指導で就職率100%を達成
 ○基礎教育、英語教育の充実:基礎科目「数学」、「物理」の接続教育に加え、グローバル社会に備えた英語教育の実施
などがあります。楽しく、そして厳しい2年間の学生生活、そのなかで様々な刺激を受けながら、これらの教育を受けた本校卒業生の多くは熊本県内企業に就職しており、県内産業の振興という面ですでに高い評価を頂いているところです。これも、県内企業並びに県内進出企業の皆様のご支援の賜物と感謝しています。
 本校の二番目のミッション、「県内産業の技術力向上および産業経済の発展」に関しては、教育機関としての特徴を活かして、また「人と技術力は組織にとって宝(財)」との考えから、地域の発展に貢献します。具体的には、国及び関連機関、企業と連携しながら、
 ○地域の基盤技術の底上げ:基礎技術から専門技術までの幅広いセミナーの実施
 ○地域の技術力向上:オーダー型セミナーの充実、設備開放、技術講習等の取組み
 ○県内産業の活性化:国及び関係機関との連携活動の推進
 を行っています。本校は、阿蘇山を一望できる緑豊かなセミコンテクノパーク内にあり、周りは世界をリードする最先端企業群に囲まれています。これは、日進月歩する科学技術の世界を肌で感じながら、実践技術を学ぶ絶好の環境にあると言えます。このような環境の中で、県内企業並びに県内誘致企業には、本校の設備と人材を利用していただいて、一緒になって技術者・技能者のスキルアップ、さらにはイノベーション創出に取り組んでいただきたいと考えています。
 グローバル化やイノベーションが進むなか、一方では想定外の事故も発生しています。このような状況に中にあっても、我が国を豊かで安全な国とするための次世代技術者の育成は急務であり、若い学生諸君には大きな期待が寄せられています。本校では、学生諸君が大きな夢をもち、その夢の実現に向けて生涯努力していくための教育を行っています。その基本は、一つ一つの壁を乗り越えるための基礎力と、勇気と希望と豊かな発想力を持って企業におけるイノベーションの創出にかかわれる応用力を養うことです。
 これから将来を考える高校生や保護者のみなさまには本校の取組みを理解していただき、また企業のみなさまには引き続き相変わらぬご支援と連携をお願いしたいと考えています。本校は、その使命を果たすべく教職員は一丸となって、新しい時代を担う若き実践技術者を育成するために、熊本の未来のために、弛まぬ前進を続けていきますので、よろしくお願いします。