熊本県立技術短期大学校(技大:GiDai)は1997年(平成9年)4月に開校し、2016年(平成28年)には創立20周年を迎えました。成人なりたての技大ではありますが、実践技術者として育った卒業生は約2000人を超え、現在は様々な企業の中堅技術者として活躍しています。
今、私たちを取り巻く環境は大きな変革期にあると言われています。経済発展が進む中、人々の生活は便利で豊かになり、高齢化が進んでいます。一方、経済格差、地域格差が生じ、持続可能な産業化の推進などのために取組むべき多くの社会的課題が生まれています。これらを解決するためには、 IoT(Internet of Things)、ロボット、人工知能(AI:Artificial Intelligence)、ビックデータなどの科学技術イノベーションを産業や社会に導入した新たな社会 -経済発展と社会的課題を両立していく社会(Society5.0)- の実現が必要です。この社会づくりの基盤の一つは「ものづくり」で、それを支えるのが専門の知識と技術を兼ね備え、ものづくりに対する情熱や様々な課題にチャレンジする技術者です。この技術者を育成するのが技大です。
技大は、新たな社会の創設に貢献できる実践技術者の育成を目的としています。本学では、基礎力を重視するとともに、少人数により実験・実習・演習を多く取り入れた実践的な専門教育により、確かな基礎力と専門性を身に付けることができます。
ものづくりの世界に興味・意欲・情熱を持つ皆さん、熊本の、日本の、世界の新たな社会づくりに私たちと一緒に技大から挑戦しましょう。