校長挨拶
熊本県立技術短期大学校は、ものづくりの現場で活躍できる、高度な知識や技能を兼ね備えた実践技術者を育成しています。平成9年に開校し、本年で創立29年目を迎えます。開校以来、卒業生は2,500人を超え、その多くは、県内の産業界において即戦力の技術者として活躍しています。
こうした中、台湾の世界的半導体メーカーであるTSMCの進出を契機として、半導体関連の人材需要はますます増大しており、熊本の半導体関連産業を担う技術者の育成を図るため、令和6年4月に「半導体技術科」を新設しました。本学では現在、この「半導体技術科」に加え、「精密機械技術科」、「機械システム技術科」、「電子情報技術科」、「情報システム技術科」の5つの技術科を設置しています。いずれの学科も、担任制で相談しやすい環境を整えており、基礎力の習得に重点を置きながら、大手企業で使われる最新設備を導入し、少人数による実験・実習・演習を数多く取り入れた実践的な専門教育を行っています。加えて、技能検定などの資格を取得する学生も多く、担任などが一人一人を丁寧にサポートしています。また就職率は、開校以来、ほぼ毎年100%を誇っています。
教職員も一丸となって学習面や就職面から皆さんを応援していきます。ものづくりの世界に興味・意欲・情熱を持つ皆さんの入学を心からお待ちしております。
熊本県立技術短期大学校
校長 浦田 雅義