機械システム技術科 最終更新日:2014年11月21日 メカトロニクス化し命を吹き込むロボット、時計、カメラ、自動車や工場内の工作機械など、多くの分野でメカトロニクス化が進んできています。メカトロニクスとは機械の制御などに電子技術や情報工学を応用し、高性能化・自動化を図る技術分野のことです。 機械システム技術科では、機械の設計製作および制御技術を基本として、メカトロニクス機器や産業ロボットの制御も含めた生産ラインの設計・製作技術を有する実践技術者の養成を目指します。 機械システム技術科の応用分野教育の概要 機械システム技術科では以下の内容を目標として教育を行なっています。 (1)3次元CADを使いこなし、機械要素の最適な設計製作あるいは選定ができること。 (2)CAEを使いこなし、運動解析などの各種解析ができること。 (3)機械装置の最適設計ができ、高度な機械図面を読解できること。 (4)材料と図面に応じて適切な加工が行えること。 (5)電気・電子の知識を有し回路を理解できること。 (6)センサやアクチュエータの用途や特性がわかり活用できること。 (7)制御技術を応用してメカトロニクス機械装置のシステム設計ができること。 (8)生産管理の知識を有し、メカトロニクス機械装置および自動生産システムの保守管理ができること。 (9)講義・実験・実習を通し、理論に裏付けられた実践力と豊かな創造力を養い、研究開発活動に参加できること。 教育の内容科目の一覧実践教育の事例 カリキュラム・フローチャート [PDFファイル/100KB](PDF:99.4キロバイト) 主な履修科目メカトロ機構設計機械設計製図システム設計制御工学演習マイコン制御実習PLCシーケンス制御実習生産システム実習 主な実験・実習装置Fms実習装置油空圧実験装置PLC制御実習装置 サーボ機構実験装置 機械振動解析装置機械システム技術科からのメッセージ機械システム技術科では、機械やコンピュータで制御するためのメカトロニクスと生産システムを構築する技術を学びます。パソコンを使って設計製図や制御プログラミングなどを行い、実際に機械を動かしてみる実習も多く準備しています。自分で生産システムを設計してを動かしてみませんか。