本校機械系1年生A、Bクラスで構成されるI群は、導入教育として学生が機械工学の面白さを体験しながら学ぶ「爪楊枝ブリッジコンテスト」を企画しました。このコンテストは、各クラスを5チーム(1チーム4人)に分けて、自由な発想で爪楊枝を使った橋を作り、その橋がどれくらいの荷重に耐えられるか?を競うものです。「自由な発想」ではありますが、以下の制限があります。
- 橋の長さは、爪楊枝4本分
- 使う爪楊枝の数は最大50本(超えると失格)
- 爪楊枝の接合には、瞬間接着剤、収縮パイプ(加熱で収縮)、糊を用い、加熱工具としてははんだごてが使用できる。
以上の制限内であったら、どのような形状でもOKという条件です。
製作期間に約1ヶ月ホームルーム(HR)の時間を使って、10個の爪楊枝ブリッジが出来ました!
以下は、7月4日(水曜日)15時から行われた、第1回コンテストの様子です。
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Aクラス チームa~e | Bクラス チームa~e |
いよいよコンテスト開催です!
コンテストはトーナメント形式で行われ、2チームが同時に橋の中央に集中荷重(おもり)をかけて何グラムまで10秒間壊れずに耐えられるかを競いました。どちらかのチームが壊れてしまったら、そこで競技終了です。
準決勝では1500グラムと1100グラムまで耐えたチームが残りました。
いよいよ決勝です!
決勝は参加者全員の予想を遙かに超えた戦いになりました。両チームとも2000グラムを超えてもびくともしないのです。おもりは4000グラムまでしか用意していませんでしたので、急遽3000グラムのおもりが追加されて準備され、競技再開です!
両チームとも3000グラムを超えても耐えています。3300グラムのおもりが乗せられたとき、一方の橋が壊れてしまいました。優勝チームが決まった瞬間です!
しかし、これだけでは終わりません。
優勝したチームの橋が、壊れるまでどれだけの荷重に耐えられるか耐久試験が始まりました!
200グラムずつ追加されていくおもり、まだ壊れません。
4700グラム加重されたとき、ついに橋が壊れてしまいました。優勝チームの橋は4500グラムの荷重に耐えたのです。
こうしてコンテストは無事に終了することが出来ました。
優勝 I群 Aクラスaチーム
向かって左から 古川友也(開新)、井上優希(大津)、左田時生(ルーテル学院)、高木恵吾(鹿本)
ここで皆様にお知らせです。
第2回「爪楊枝ブリッジコンテスト」を、本校のオープンキャンパスのI群模擬授業で行います!
優勝できなかったチームはリベンジに燃え、さらに強固な爪楊枝ブリッジの製作に取り掛かっています。
オープンキャンパスに訪れる皆様、ぜひ「爪楊枝ブリッジコンテスト」をお見逃し無く!
乞うご期待!