令和3年(2021年)8月4日(水曜日)~6日(金曜日)に、愛媛県で開催された「第16回若年者ものづくり競技大会」に本県から7職種8名の選手が出場し、旋盤作業において本学の精密機械技術科2年・中村叶選手が銀賞(2位)を受賞しました。
旋盤作業においての銀賞受賞は、県内初です。
★中村 叶選手の受賞のコメント
この度「若年者ものづくり競技大会」において銀賞を受賞し、大変うれしく思います。
競技大会の練習を始めた頃は修正箇所が沢山あり、製品自体を完成させることができないこともよくありました。「本当に自分は競技会で勝負できるのか?」と不安でした。練習を重ねるにつれて寸法精度が向上し、作業時間が短縮でき、製品の見た目もよくなり成長していることが実感できました。
このような賞を頂けたのもご指導くださった先生方、サポートして頂いた皆様のお陰です。この場をお借りて感謝を申し上げます。また、これを励みに、より一層精進し、自身の技術・技能の向上に努めていきたいと思います。
★指導担当者からのコメント
本学入学時より競技大会参加への意欲をみせておりました。
元々作業は丁寧でしたが、全体的に粗削りなところがあり、技術面では安定しない部分もありました。しかし、「より良いものをつくる」という気持ちが他の誰よりも強く、そのことが彼の成長に繋がったと思います。
熊本県からの旋盤職種での銀賞は初めてであり、歴史に名を刻めたのではないかと思います。
この成果を自信に変えて更に成長し、将来は指導員の道も考えているらしいので、熊本県の技術者を育成する人材に成長して欲しいです。
関連事項
第16回若年者ものづくり競技大会に出場しました! / 熊本県立技術短期大学校 (kumamoto-pct.ac.jp)