


コンピュータシステムを設計・構築・管理できる情報処理技術者の育成
 情報システム技術科では、コンピュータシステムについて勉強します。コンピュータシステムはソフトウェアとハードウェアから成り立っており、その構成要素であるプログラミング・データベース・ネットワーク・半導体デバイスをそれぞれしっかりと学びます。コンピュータシステムの構成要素をそれぞれしっかりと学ぶことで、コンピュータシステムの設計・構築・管理に対応できる情報技術の総合力を身に付けます。
 プログラミング    … C言語、Java、VisualBasic、画像処理、ネットワークプログラミング、マイコン開発、他
 データベース     … SQL、Webアプリケーション、他
 ネットワーク       … 通信、ネットワークセキュリティ、ネットワーク施工、他
 半導体デバイス   … 電気回路、半導体、映像機器、他
情報システム技術の応用分野
情報システム技術科の特徴
- プログラミングは基礎から始め、就職後に即戦力として活躍するための実践的な技術まで習得します。 
 - データベースは操作から設計までを学び、Webアプリケーションを作成します。 
 - ネットワークは実利用を想定した実習を通し、クラウドシステムや情報セキュリティなどの実践的な技術を習得します。 
 - 半導体デバイスはLSIやメモリー、そしてIoTやAIには欠かせないイメージセンサーを詳しく学びます。 
 - 安心の接続教育。確固たる基礎力の上にコンピュータシステムのプロとなるための技術を積み上げます。 
 - 学科と実習の比率は5:5。毎日のアクティブラーニングで現場に強い実践技術が身に付きます。
 
情報システム技術科の就学後は?
- 情報技術の総合力を生かし、システムエンジニアやプログラマに。 
 - 目覚ましく進歩する情報技術の研究開発を技術で支えるエンジニアに。 
 - 企業や暮らしを支えるネットワークエンジニアに。 
 - お客様の声に耳を傾け、お客様に頼りにされる、カスタマエンジニアに。 
 - 半導体デバイスの開発や製造に関わるエンジニアに。
 
教育目標
 現代の情報システムはネットワークで接続されたコンピュータ、カメラに代表されるセンサ類、そしてデータベースを含む様々なソフトウェアによって構成されています。本学科では高度情報化社会を支える様々な企業で活躍できる技術者の育成を目指します。本学科ではまず、プログラミング・データベース・ネットワーク・半導体デバイスを基礎から学びます。そして、これらの技術のさらなる応用や、組み合わせにより構成される実践的な情報システムの設計・構築・管理に関する技術を習得します。
主な科目
|   | 1年 | 2年 | 2年:卒業研究 | 
| 学科 | ネットワーク概論 プログラミング言語、Java、 データベース、半導体工学、 計算機アーキテクチャ 電子回路 | オペレーティングシステム、 ソフトウェア工学、通信工学、 デジタル信号処理、 図形処理工学、情報理論 | H29年度(2017年度)テーマ  コミュニケーションロボットの試作  仮想現実技術の活用に関する研究  タイピング練習用教材開発  機械学習と情報可視化の手法に関する研究  情報セキュリティ上の脅威の分析とセキュアシステムの評価  フリーソフトで作成するセキュアシステム  Raspberry Piを用いたIoTの基礎研究  FPGAを用いた水耕栽培システムの開発 | 
| 実習・実践 | プログラミング言語実習、 Java実習、データベース実習、ネットワーク施工実習、 半導体デバイス工学実習 | 画像処理工学実習、 マルチメディア工学実習、 クラウドシステム実習、 サーバ構築実習 | 
授業風景
実践教育の事例
取得可能資格
就職状況

情報システム技術科からのメッセージ
 高度情報化社会は、情報・ソフトウェア、通信・インフラ、製造など、幅広い分野の企業によって支えられています。情報システム技術科では、コンピュータシステムの構成要素であるプログラミング・データベース・ネットワーク・半導体デバイスをそれぞれしっかりと学びます。そして、充実の実習科目によるアクティブラーニングで、職業に関する知識や現場に強い実践技術を習得すると共に、自己の個性を理解し主体的に進路を選択する力を身に付けていきます。「高度情報化社会を支える幅広い分野の技術」×「自己の個性を理解し主体的に進路を選択する力」を身に付け、一人ひとりが自分の適性に合った専門性を伸ばし、その力を発揮できる企業で活躍できるよう、全力でサポートします!