8月19日(日曜)、世界中の子どもたちが参加する国際ロボット競技会WRO(World Robot Olympiad)の第11回熊本大会と第2回九州オープンが東海大学熊本キャンパスで開催されました。
今年のテーマは食糧問題です。小学生部門では食物の無駄を減らすロボット、中学生部門では効率よく食糧を育てるロボット作りがミッションです。今年は総勢29組75名が参加し、競技に挑戦しました。
大会では色を見分けるセンサーの位置やブロックを回収する機構など工夫を重ねたロボットが、それぞれの部門のコースに挑みました。練習の成果が出せたチームも残念ながら本番ではうまくいかなかったチームも最後まで精一杯競技に取り組み、見学者から大きな拍手が寄せられていました。
本校からも、機械システム技術科と情報システム技術科の2年生8名がボランティアスタッフとして参加し、会場の設営や大会の審判などを行ないました。また、菅原主任講師と情報システム技術科2年生がエキシビションに参加しました。事前調整ができないぶっつけ本番でしたので思うようにはいきませんでしたが、2年生が製作したロボットは大勢の中学生の興味を集めていました。情報システム技術科2年生の野中広大君は、「初めてロボットの大会にスタッフとして参加しましたが、とても良い刺激を受けました。ロボットはどれも個性的で見ていて面白く、子どもたちの発想力に感心させられました。また、エキシビションに向けて私たち3人もロボットを製作してきたのですが、結果は散々でとても悔しかったです。来年出場する技大生には頑張って汚名返上してもらいたいです。」と話していました。
WRO全国大会は、9月9日に石川県で開催されます。
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小学生部門 | 中学生部門 |
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エキシビション競技 |