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WRO Japan2019熊本大会に協力しました

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7月14日(日曜日)、世界中の子どもたちが参加する国際ロボット競技会WRO(World Robot Olympiad)の第12回熊本大会が本校で開催されました。本校は2015年からこの大会に協力しており、本校を会場としての開催は今年で2回目となります。

今年のテーマは「スマートシティ」。小学生部門は人々を送迎するロボット、中学生部門はライトを自動で交換するロボット作りがミッションです。今年は総勢40組93名が参加し、小学生ビギナーズ、小学生及び中学生のスタンダード、小学生及び中学生のエキスパートの5部門の競技に挑戦しました。昨年のWRO2018で熊本の中学生が日本代表として世界大会に出場したこともあってか、今大会は選手たちに一層熱が入っていました。

大会では色を見分けるセンサーの位置やブロックを回収する機構などに工夫を凝らした様々なロボットが、競技コースにチャレンジしました。練習の成果が出せたチームも残念ながら本番ではうまくいかなかったチームも最後まで精一杯競技に取り組み、見学者から大きな拍手が寄せられていました。

WROの競技の写真WROの競技の写真

 本校からは、11名の学生がボランティアスタッフとして参加し、会場の設営や受付、記録、司会進行などを行い、大会運営に協力しました。また、菅原主任講師と情報システム技術科2年生がエキシビション競技に出場し、会場を沸かせました。大会で司会を務め、エキシビションにも出場した高宗孝光さんは「このボランティアは、自分たちで考え、話し合いながら準備に取り組み、良い体験となりました。大会では、みんな楽しそうにロボット競技にチャレンジしていて、本当に参加して良かったと思います。また、小中学生のロボット作りの発想やプログラミングなどには自分では思いつかなかった工夫があって、視野を広げるいい勉強になったと感じています」。会場係を担当しエキシビションにも出場した大野愛寿香さんと木下拓美さんは「仲間と助け合ってロボットを作り上げ、プログラムも失敗を繰り返しながら自分なりに満足いくものができました。結果は残念でしたが、チャレンジすることに意味があったと感じました。また、小中学生のチャレンジを見ていて、様々な発想があり、逆に勉強させられましたし、楽しかったです」「今回初めて大会のスタッフとしてエキシビションに参加し、ロボットを制御することの難しさを経験しました。また、小中学生の競技では、子供たちが工夫してつくったロボットに個性があり、見ていて面白く楽しめました。夕方まで、熱戦が繰り広げられ、長い一日を感動で終えることができました」と話していました。

学生ボランティアの写真競技選手と学生ボランティアの写真
エキシビション競技の写真エキシビション競技の写真

閉会式では、参加した選手たちに里中校長から「本番で練習の成果が出せたチームも、うまくいかなかったチームもありましたが、その経験が一番の宝物です。また、どのチームのロボットも創意工夫とオリジナリティがあって素晴らしいと思いました。これからもチャレンジ精神で取り組み、夢を叶えてください」との激励のメッセージが送られました。

表彰式の写真大会後の記念撮影

この大会で優秀な成績を収めた2チームが全国選抜となり、8月25日に兵庫県の関西学院大学で開催される全国大会に出場します。

大会当日の午前中には、小学生を対象としたプログラミング体験のワークショップも開催されました。

本校からも、橋本特別准教授のScratchプログラミング教室と菅原主任講師のロボットプログラミング教室の2つの教室が出展、Scratchプログラミングには8組、ロボットプログラミングには9組の参加がありました。こちらにも情報システム技術科の2年生がボランティアスタッフとして参加し、熱心に小学生の指導にあたりました。

Scratch教室の写真Scratch教室の写真
ロボット教室の写真ロボット教室の写真
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