大学コンソーシアム熊本主催の進学ガイダンスセミナー2016に参加しました
7月3日(日曜日)、熊本市中央区の熊本学園大学で、熊本県内の14大学で構成する熊本コンソーシアム熊本主催の「進学ガイダンスセミナー2016」がありました。
本校も模擬授業と相談コーナーに参加。模擬授業では、精密機械技術科「デジタルものづくりの新時代」、機械システム技術科「気になりませんか!!日用品の作り方」、電子システム技術科「1兆個のセンサーがつくる世界」、情報システム技術科「スマホアプリを作ってみよう」の4つの科目に300名を越える高校生の皆さんの参加がありました。
精密機械技術科「デジタルものづくりの新時代」
精密機械技術科は、河邊教授の「デジタルものづくりの新時代」。
現在開発が進んでいる3Dプリンターや3Dスキャナーについて紹介し、本校学生が設計製作した3Dプリンターの実演を行いました。精密機械技術科では機械の設計と精密加工技術を中心に学びます。
電子システム技術科「1兆個のセンサーがつくる世界」
電子システム技術科は、コンピューター技術を利用して新しい社会システムを創る「ハードウェアとソフトウェアが分かる技術者を育てます。江口准教授の「1兆個のセンサーがつくる世界」では、赤外線や超音波を使ったセンサーの原理を実演を交えて説明し、現在、世界で100億個使われているセンサーは2023年に1兆個になること、その利用範囲はメディカルメディスン、ヘルスパッチ、自動運転などに広がることを紹介しました。
自動運転では、本校の学生が製作したライントレーサーも紹介しました。
機械システム技術科「気になりませんか!!日用品の作り方」
機械システム技術科は、釜田准教授の「気になりませんか!!日用品の作り方」。
みかんの缶詰や口部分が折れて飲みやすいストローなど身近な日用品全てが、機械化された工場で生産される様子を動画で見ました。機械システム技術科では、このような自動化された機械の設計及び製作技術、機械を動かすためのメカトロ技術、そして知能化に必要なコンピューター制御技術などを学びます。
情報システム技術科「スマホアプリを作ってみよう」
情報システム技術科の糸川准教授の授業「スマホアプリを作ってみよう」には130名を越える参加がありました。実際にスマホを使ったゲーム作成に挑戦しました。
各会場、授業が終わってからも熱心に質問する高校生の姿が見られました。
本校は、実践技術者を育成するために、「一人一台」のパソコンや、実際に企業で使われている機械など充実した機器・設備のもと、講義と実習のバランスのとれた教育を行っています。
相談コーナーでは、自治会長の藤崎君、情報システム技術科の福永教授が高校生の皆さんからの質問に答えていました。就職率100%を更新している本校。就職に関する質問も多かったようです。
今回の模擬授業でものづくりに興味を持った人はもちろんのこと、これから県立技術短期大学校を知りたいと思っている人もぜひ、7月30日(土曜日)、31日(日曜日)の午後1時から本校で開催するオープンキャンパスにご参加ください。充実した学習機材を来て見て、体験してください。当日はJR原水駅から送迎もあります。