本校では、2017年からスタートした“技大は変わります”の取り組みの中で、教育成果の見える化の一環として資格取得や外部コンテストへの積極的な参加を推進しています。資格取得に関しては英語の外部試験(TOEICなど)のほかに、各科で教育内容に関係する資格を精選し、支援する体制を強化しました。その結果、多くの学生が日頃の実験・実習の成果を見える形にするために技能検定試験に挑戦し、前期の検定試験だけでも30名を越える学生が資格を取得しました。外部コンテストに関しても若年者ものづくり競技大会やポリテックビジョンのコンテスト部門に出場し、上位入賞を果たしました。
今回、これらの取り組みが評価され、熊本県知事から以下のような表彰を受けました。
本校が技能検定試験優秀団体として、宮田祥吾君が成績優秀者として表彰されました
11月11日(日曜日)に開催された技能検定合格者証交付式において、本校が今年度の技能検定試験優秀団体として、宮田祥吾君が成績優秀者として表彰されました。これを機会に、「量(資格取得数増)ばかりでなく、質(2級取得)を高める」ことにも取り組むことにしています。
H30熊本県技能尊重推進功労者表彰を受賞
11月21日(水曜日)に開催された職業能力開発促進大会で、精密機械技術科2年竹下俊史君と三野大輝君が、7月開催の若年者ものづくり競技大会で優秀な成績を収めたとして、技能尊重推進功労者表彰を受賞しました。若年者ものづくり競技大会における二人の成績は以下のとおりです。
全国若年者ものづくり競技大会(機械製図CAD職種)銀賞 三野大輝君
全国若年者ものづくり競技大会(旋盤職種)敢闘賞 竹下俊史君
この他にも、中野貴之教授が技能検定事業関係都道府県技能検定委員として、中央職業能力開発協会長表彰を受けました。
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受賞した竹下俊史君 三野大輝君 |
なお、資格取得や外部コンテストへの出場は「高度な技能と知識を兼ね備えた実践技術者を育成する」本校の教育理念における技能の部分に当たり、初めて挑戦する普通高校出身者には丁寧な支援を、専門高校出身の資格既得者には上位級を目指した支援を行っています。