秋晴れの10月10日体育の日、熊本地震でガラスが割れていた本校の本部棟及び在職者セミナー棟の玄関、食堂の3か所のガラスの入れ替え工事がありました。
1か所目の学生ホールは2階部分の窓ガラスが割れていたため、足場を組んでの作業となりました。
秋晴れの真っ青な空に、クレーンがグングン伸びていきます。
まずは割れたガラスを取り除く作業からです。
非常に危険な作業、見ているこちらがドキドキします。
ひびの入ったガラスを1枚1枚切り取り、すべてを取り終えると、いよいよ新しいガラスの取り付けです。
このガラスは幅1m40cm高さ4m50cmの大きさがあります。巨大吸盤で引っ付け、吊り上げられます。
この日天気は快晴でしたが、風が少しありました。上の方になるとさらに風の影響を受けます。
さあいよいよ、枠にガラスが入ります。
2階部分も下から見ればこれだけ高いところでの作業です。
2枚のガラスを無事入れ終え、次は2か所目の在職者セミナー棟です。
8人の職人さんが呼吸を合わせてはめ込んでいかれます。
一発Ok!チームワークのなせる技です。
最後の3カ所目は、本校の顔となります本部棟玄関のガラスです。
まず1枚目は、幅3m50cm、高さ2m60cmのガラスです。
そして、一番大きい幅4m30cm高さ2m60cm重さ280kgのガラスが入りました。
思えば4月16日、午前1時15分の熊本地震本震後、学校に駆け付けた時は、ガラスが粉々に砕け散り下記の惨状となっていました。
その後、職員手作りで覆いをかけ、学生、職員で復興に向けたメッセージを書き込んだ横断幕をかけて早半年となろうとしていました。
本日入っていただいた方々は、北九州の方たちでした。熊本地震以降、これまで泊まり込みで熊本での作業が続いているそうです。
本日も、本当にお疲れ様でした。息の合った職人の技をみせていただきました。ありがとうございました。
元に戻った玄関を見ると、色々なことが思い出されました。
今月からは、各棟の外壁の補修も始まります。
沢山の方たちの力により、本校の復旧も一歩一歩進んでいます。
皆様のご協力を引き続きよろしくお願いいたします。